1936年ベルリンオリンピック、

ジェシーオーエンスは100m10.2秒で走り優勝しました。

 

時は経ち2013年ロンドンオリンピック、

ウサインボルトは100mを9.64秒で走り優勝しました。

(その感動を是非もう一度!笑)

これを見てあなたはこんなことを思ったかもしれません。

 

「約70年の間に、

100mを走るのに約0.6秒も縮められるほど人間の肉体は成長したんだ!」

 

 

 

 

いやいや、それはちょっと違うかもしれません。

 

 

だって人間は、

 早く走るためにトラックの材質を、より速く走れるものに改良してきました。

また、より走りやすくするために伸縮性の高いウェアを開発してきました。

 

つまり、

アスリートの進化にはいつだって、技術の進歩が欠かせなかったのです。

 

 

 

アスリートではない私たちですら

より速く走ったり、より早く移動するために様々な技術を駆使してきました。

 

みなさん、

小学生の頃こんなローラーのついた靴を履いて町を走り回りませんでしたか?

 

私はこの靴のおかげで

徒歩5分かかっていた友人の家まで2分でいけるようになりました。()

 

 

また、電動自転車の登場は主婦にとって大幅な家事の効率化をもたらしました。

この自転車のおかげで、発進は軽くなり、坂はらくらくに登れるようになりました。

お買い物後の重い荷物を持っての運転もお手のものです。

 

 

 

このような様々な技術が生まれたおかげで、

私たちは早く走ったたり、早く移動できるようになりました。

 

 

 

そうです。

私たち人間は何かしようとした時に、技術の力を借りない訳にはいきません

 

 

 

冒頭でも述べたように、

より走りやすいトラックとより走りやすいウェアの誕生は人間の走力向上の助けとなりました。

 

電動自転車の誕生は、今までにない快適な自転車の乗り心地を実現しました。

 

 

つまり、いつだって私たち人間は技術に頼ってきたのです。

 

 

 

それでは、

「技術の進歩ってすばらしい!技術の進歩万歳(^_^)

 

でいいのでしょうか。

 

 

答えは「いいえ」です。

 

 

技術の進歩は、時に人間にとって脅威となります。

「トラックやウェアがもっと進化すればより早く走れる」という間違った技術至上主義に陥ってしまうと、

陸上競技は肉体の競い合いではなく技術の競い合いになってしまいます。

 

 電動自転車が時速100キロで走ったら、もはや自転車ではないですよね。

 

 

技術の扱い方を絶対に間違えてはいけません。

 

 

間違った技術の使い方をしないために私たち人間の果たすべき役割とは、

紛れもなく【技術を制御すること】ですよね。

 

技術を生み出すのは人間でしかありませんが、

その技術をどのように使うかを決めるのも人間です。

 

技術があるからと言って、電動自転車の速度をどんどん上げていったら

毎日至る所で事故が起きてしまういます。

 

 

毎日がもっと便利になるなら、技術の進歩は大歓迎です。

でもそれが毎日を脅かすものなら止めなくてはなりません。

 

 

 

 

私から一つお願いがあります。

スマホや自動車など毎日便利なものに触れる中で、ちょっとだけ考えてみてください。

 

 

「これってもしかしたらこんな危険性があるんじゃないか」と。

 

 

 

明日から身の回りの便利なものに対する見方が変わるかもしれません。

 

そして、あなたの気づきは明日の社会を変えるかもしれません。

 

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